Java開発環境
開発環境とは、ソース・コードまたはプログラムの開発、テスト、およびデバッグに使用する手続き、プロセス、およびツールの集まりであり、共通のユーザーインターフェースを開発者に提供します。Oracle Academyのワークショップおよびカリキュラムで使用している開発環境を含め、Javaで利用できるさまざまな開発環境が無償で多数提供されています。
それぞれのWebサイトから無償で利用できるJava開発環境をダウンロードし、今すぐJavaスキルを身に付けましょう。
- Alice
カーネギー・メロン大学が開発したAliceは、学生が3Dアニメーションを簡単に作成できるようにドラッグ・アンド・ドロップ・アプローチを使用した革新的な教育用プログラミング環境です。学生が初めて触れるオブジェクト指向プログラミング環境として設計されたAliceは、8~22歳の幅広い学生に適しており、年間のダウンロード数は100万回を超えます。
- Netbeans
NetBeansはオープン・ソースのIDEです。デスクトップ、エンタープライズ、Web、モバイル・アプリケーションを作成するのに必要なツールが含まれていおり、Javaのほかに、C/C++、PHP、JavaScript、Groovyなどを使用できます。
- Greenfoot
ケント大学とラ・トローブ大学で開発されたGreenfootは、Aliceなどのドラッグ・アンド・ドロップ環境から純粋なJava環境に移行する初級者に有用な環境で、後からBlueJ、NetBeans、Eclipseなどの高度なJavaツールに移行するのも容易になります。
- Eclipse
Eclipseは、大部分がJavaで記述されているオープン・ソースの多言語ソフトウェア開発環境で、IDEと拡張可能なプラグイン・システムで構成されています。Javaのほか、プラグインを使用することで、Ada、C、C++、COBOL、Fortran、Haskell、Perl、PHP、Python、R、Ruby(Ruby on Railsを含む)、Scala、Clojure、Groovy、Android、Schemeなどでアプリケーションを開発する場合に使用できます。
- BlueJ
BlueJは、1,000万人を超えるユーザーを持つ、世界で最も広く使用されている教育用Javaツールです。BlueJは、高いJavaの基本スキルを持った、大学レベルのコンピュータ・サイエンス専攻の学生を対象に設計された統合開発環境(IDE)です。