成功事例

ニュー・カレッジ・ラナークシャー

英国

ITスキル不足への対応

ニュー・カレッジ・ラナークシャーは、20,000人を超える学生を支援しており、理論だけでなく実践的な学習も織り込んだその革新的な教育アプローチでも有名です。2006年からOracle Academy会員となった同校は、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドおよびOracle Academyと連携し、現在、ビジネス上の課題の1つとなっているITスキル不足に対する解決方法を開発しています。

Richard Webbによる写真(上図)。Creative Commonsの表示-継承2.0ライセンスに基づいて利用可能。


教育へのITトレーニングの導入



オポチュニティ

ロイヤルバンク・オブ・スコットランドとニュー・カレッジ・ラナークシャーは、ITスキル不足を解消し、現代の企業で即戦力となるトレーニングを受けたソフトウェア開発者を育成したいと考えていました。

解決方法

Oracle Academyとのパートナーシップを通じて、ニュー・カレッジ・ラナークシャーの学生は、コンピューティングに関する知識がほとんどまたはまったくなかった状態から、ITでやりがいのある仕事に就くために必要になる学力および実践的なスキルを身に付けるまでに急速に進歩しています。

メリット

「ニュー・カレッジ・ラナークシャーおよびロイヤルバンク・オブ・スコットランドとのコラボレーションは、当社にとって初めての試みでした。このコラボレーションは、テクノロジー界が企業や教育機関と連携し、スキル不足の課題に対して現実的な解決方法を提供する際のひな形となっています。」とOracle Academy EMEA担当ディレクターのJane Richardsonは言います。


現在、デジタル界では、ITスキルを持つ従業員の需要が急激に高まっています。しかし、その一方で、供給は十分ではありません。欧州連合は、2020年までに欧州は最大で900,000人のITプロフェッショナル不足に陥ると予測しています。

IT教育の機会を活用したScotlandISの調査によれば、英国ではここ最近、ITおよびデジタル・テクノロジー業界が急速に成長しています。

ロイヤルバンク・オブ・スコットランドは、スコットランドで技術チームを拡大および育成する必要があることに気が付き、スキル不足対策として、ニュー・カレッジ・ラナークシャーおよびOracle Academyと連携することで、現代の企業で即戦力となるトレーニングを受けたソフトウェア開発者を育成しています。
 

連携した教育の構築

Oracle Academyとニュー・カレッジ・ラナークシャーのコラボレーションによって、ニュー・カレッジ・ラナークシャーが持つ教育に関する専門知識と、オラクルが持つ技術的な専門知識、それにロイヤルバンク・オブ・スコットランドが持つビジネスに関する知識を結び合わせた課程が、2年間の高等国家ディプロマのカリキュラムに組み込まれるようになりました。このディプロマには、Oracle Academyの「Java Fundamentals」、「Java Programming」、「Database Design and Programming with SQL」、および「Programming with PL/SQL」モジュールが含まれています。

ニュー・カレッジ・ラナークシャーでは、コースに主要な業界テクノロジーに関する理論の学習とロイヤルバンク・オブ・スコットランドのデータ・センターにおける実地体験を組み合わせているため、学生たちは楽しみながら学習できます。これらの体験を通じて、学生は授業で学習した内容を実際の環境に応用できるようになり、コンピューティングに関する知識がまったくなかった状態から、ITでやりがいのある仕事に就くために必要になる学力および実践的なスキルを身に付けるまでに急速に進歩できます。

ニュー・カレッジ・ラナークシャーで目を引く特徴の1つは、その代表的なサマー・スクール・プログラムです。これは、学生がチームを組んで、1週間に1日、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドで働き、Javaベースのモバイル・アプリを作成するプログラムです。このプロジェクトには、プロジェクト管理、ユーザー・インタフェース、設計、チームワーク、Agile/RAD方法、Javaプログラミング、テスト戦略など、さまざまな要素が包含されています。

学生は、技術的なスキルの開発に必要な理論を習得できるだけでなく、オラクルの業界をリードするシステム上で構築されたデータ・センターの運用に関わる作業を理解することもできます。加えて、コラボレーション、チーム作り、意思疎通などのソフトスキルも習得できます。

Oracle Academyの「Introduction to Computer Science」コースのすべての教材および教職員向けのトレーニングは、スコットランド資格機関の認定を受けており、認可された教育機関に無償で提供されています。Oracle Academyのコースは、スコットランド資格フレームワーク・カリキュラムに組み込まれています。認定高等国家ディプロマを取得した優秀な卒業生には、さらに進歩できる機会が開かれます。

加えて、ニュー・カレッジ・ラナークシャーでは、英国のオープン大学と提携し、高等国家ディプロマを修了した後も、学生が取得した単位および知識を使用して、追加のコンピュータ・サイエンス課程の3年生に進学できるように取り計らっています。

「ニュー・カレッジ・ラナークシャーおよびロイヤルバンク・オブ・スコットランドとのコラボレーションは、当社にとって初めての試みでした。このコラボレーションは、テクノロジー界が企業や教育機関と連携し、スキル不足の課題に対して現実的な解決方法を提供する際のひな形となっています。」とOracle Academy EMEA担当ディレクターのJane Richardsonは言います。
 

将来に目を向けた取り組み

Oracle Academyは、ニュー・カレッジ・ラナークシャーとの連携以外にも、スコットランド全土および英国の他の地域にもプログラムを展開しています。「このモデルによって、需要の高いスキルを身に付けた、さまざまな業界に広く行き渡っているオラクル・テクノロジーを取り扱うことができる未来のコンピュータ・サイエンス研究者がカレッジから輩出されるように支援することができます。」とOracle AcademyのJane Richardsonは言います。
 


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